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作者:KfAF6syr0 16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 10 20 25.14 ID KfAF6syr0 ~ほむほむ工場~ ベルトコンベア ほむほむ485「ホム~」スイー ほむほむ263「ホムンホムン」ススー ほむほむ145「ホムゥ・・・マドカァ・・・」スー スヤスヤ ポイポイッ ホァ・・・? ギュイイイイイイイイン ホ、ホオオオオオオオ!!!!? グチャグチャグチャ ボトボトッ ほむミンチ「」 ジャンル:ほむほむ 工場 感想 すべてのコメントを見る
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「ゆふふん♪ おにいさん、きょうはなんのひかな?」 家で飼っているゆっくりまりさがやたら上機嫌でこんな事を言ってきた 特に思い当たる節は無いので適当にあしらう 「ん?何か特別な日だったか?」 「ゆっゆっゆっ♪ べつに~♪」 なんなんだ?気味が悪いな・・・ 「ゆふ~、そろそろさぎょうかいしだよ!!!」 その後、どこかに行った振りをして戻ってきてみると、台所でなにやら始めようとしている様だ 「たしかこのへんに・・・あったよ!!!」 帽子の中から取り出したのは、なにやら黒い塊と『ミニ八卦路~ゆっくりVer~』だった 一体何を始めるのだろう? 今は丼に入れた水を沸かしているようだった 「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆっくり~♪」 「そのあいだに、じゅんびをすすめるよ!!!」 お湯が沸いたところでいったん準備をやめるゆっくり おもむろに丼に中の沸いたお湯の中に茶碗を浮かべると、その中に先ほどの黒い塊を放り込んだ 甘い匂いがそこらじゅうに漂ってくる、多分さっきの黒い塊は『チョコレート』だったのだろう 「そろそろだね・・・きんょうしてきたよ・・・」 しばらくの間そのチョコの海を眺めたり、口にくわえた箸で混ぜたりしていたがついに 「ゆー・・・なむさん!!!」 いきなりそれの中に飛び込んでしまった。助けてやろうかとも思ったが本人は存外平気そうだった 「ゆ~ん♪ あったかくてきもちいいね~♪」 などと暢気な事を言いながらどんどん真っ黒になっていくまりさ 「ゆゆっ!!! あんまりゆっくりもしてられないよ!!! ゆっくりころがるよ!!!」 チョコの中から飛び出し先ほど準備をしていた、これまた黒い粉を敷き詰めた皿の上を転がりだすまりさ この位置からだとよく見えないのだが、さしづめあの粉は『ココアパウダー』だろう 「ゆっふん♪ あとはひえるのをまつだけだね!!! おうたさんをうたってゆっくりまつよ!!!」 一通りの作業が終わったのだろう、テーブルの上で誇らしげに胸を張っている 「ゆー♪ ゆー♪ ゆー♪」 あれからどの位経っただろう、未だまりさはテーブルの上で歌っていた 「ゆ~♪ ゆゆ~!? だんだんかたくなってきたね!!!」 そろそろ出て行ってもいい頃だろう、とりあえず真っ黒な塊になってしまったまりさに声をかける 「おまえ・・・なにやってんだ?」 「おにーさん!? おもったいじょうにかたくてうごけないよ!!! たすけてね!!!」 「いや・・・だからなにをやっていたんだ?」 大体何をしていたのかは予想が付くがとりあえず事情を説明してもらう まりさは私と話しているうちに落ち着いてきたのだろう その顔には安堵と小憎たらしさの混じった笑顔が浮かんでいた 「おにーさん!!! 『バレンタイン』の『チョコ』だよ!!! バレンタインのチョコ? そういえば今日は2月14日だったっけ 「さぁ!!! おたべなさい!!!」 そう言って彼女は自慢げに胸を張った。そこまで言うのなら期待に応えなければならない 「あ、あぁ・・・いただきまっ!?」 だが食べようとした瞬間に手が滑って彼女を床に落としてしまった 「ゆっくりしたけっかがこれだよ!!!」 何の抵抗もなく彼女は砕けてしまった、ただ一言だけ残して 殺してしまった、私の不注意で、何の罪も無い彼女を・・・ 頭の中が真っ白になる、もう取り返しが付かない そんな事を考えていると、 「ゆぅぅぅぅ・・・・ゆっくりしていってね!!!」 突然彼女が降って来た。事態が飲み込めないがとりあえず謝る 「すまない・・・大丈夫か?」 「おにーさん!!!もっとていねいにあつかってね!!!」 これだけ元気に喋れるのであれば特に異常はないのだろう 「いやすまん・・・ついツルッと手が」 「もう!!おかげでひさしぶりに『残機』がへっちゃったよ!!!」 残機?よく分からないがすぐ復活できるらしい。私も長い事一緒にいるがはじめて知った 「ところで、このチョコまみれの前世のお前はどうする?」 「んじゃ、それをたべてもういちど『チョコ』になるからつぎはしっかりたべてね!!! 自分で自分を食べるのがどんな気持ちかは分からないが私のためにもう一度やってくれるらしい 「むーしゃ!!!むーしゃ!!! へぶんじょうたい!!!」 おぉ、本当にチョコになってる・・・どういう原理なのだろう 「さぁ!!! こんどこそおたべなさい!!!」 それでは遠慮なく行かせて貰う事にしよう。ガブリと一口端のほうを齧る 「ゆ゛っ!!! はかったねおにーさん!!!ところであじのほうはどう?」 「なかなかうまいぞ!!! 甘すぎずほろ苦い感じがちょうどいいぞ」 「ゆっふん♪ がんばったかいがあったよ!!!」 今年のバレンタインも彼女からのチョコだけで幕を下ろすことになりそうだ だけど悲しくはない
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19世紀アメリカにおける工場内請負親方問題に関しては、安岡孝一氏とmy認識でズレがあったようだった。 http //blog.goo.ne.jp/raycy/e/b34d24a622135d1d4e68f675e0162913#comment-list http //blog.goo.ne.jp/raycy/e/b34d24a622135d1d4e68f675e0162913 http //reisai2.seesaa.net/article/103203312.html JenneとClough,の、レミントン資本に対する帰属?関係性の位置づけをはっきり掴んでいなかったせいもあったろう。 たまたまJenneの読みを調べようとしていたところhttp //b.hatena.ne.jp/raycy/Jenne/%E7%99%BA%E9%9F%B3/、JenneとCough彼らの対レミントンの位置づけを示しているような記事に当ったhttp //b.hatena.ne.jp/entry/http //freepages.genealogy.rootsweb.ancestry.com/~hubbard/NNY_index/jenne.html。もっとこちらの方も調べるべきだったかな、、。 この記事http //freepages.genealogy.rootsweb.ancestry.com/~hubbard/NNY_index/jenne.htmlでは、ある時点でのJenneとClough,それぞれのレミントン側との関係は、 Jenneはsubcontractor for the Remington company Clough,はsuperintendent for E. Remington Sons http //dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=subcontractor n. 下請人[会社]. http //dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=superintendent n., a. 監督[管理]者; 局[部]長;〔米〕 管理人; http //eow.alc.co.jp/subcontractor 下請業者{したうけ ぎょうしゃ}、下請者、下請け人、下請負契約者{したうけおい けいやくしゃ}、下請け契約者、下請け会社、請負業者{うけおい ぎょうしゃ}◆【略】sub http //eow.alc.co.jp/superintendent 〔施設・組織・場所などの〕管理者{かんりしゃ}、監督(者){かんとく(しゃ)}、最高責任者{さいこう せきにんしゃ}◆【略】supt. 工場内請負親方制についてもhttp //b.hatena.ne.jp/raycy/%E8%AB%8B%E8%B2%A0/%E8%A6%AA%E6%96%B9/、調査不足、、ではあった、、 内部請負制。文書化マニュアル化二次情報化のツール、タイプライター? http //blog.goo.ne.jp/raycy/e/af2650cd1505be7996c07b866f6b85d8 http //blog.goo.ne.jp/raycy/e/b34d24a622135d1d4e68f675e0162913#comment-list Jenneが工場内請負親方だった? (霊犀社2 参照先ここをクリック http //www26.atwiki.jp/raycy/pages/37.html ) 2008-12-28 10 47 18 Jenneはsubcontractor Cloughはsuperintendent http //freepages.genealogy.rootsweb.ancestry.com/~hubbard/NNY_index/jenne.html http //freepages.genealogy.rootsweb.ancestry.com/%7Ehubbard/NNY_index/jenne.html とあったから、工場内請負親方と呼ぶに相応しそうなのはJenneのほうか? Jenne自身は経営や資本への絡みはないのかな、、 ウォックオフ・シーマンズ・アンド・ベネディクト社と、冠された彼ら三個人と、 ユニオン・タイプライター社との資本関係も気になるところ、(Q謎 (P.127) 『キーボード配列QWERTYの謎』http //raycy.seesaa.net/article/96327199.html) ウォックオフ・シーマンズ・ベネディクト彼ら御三家が実質支配していた実態が あったやの記事を見た気もするが、、 彼ら御三家は販売の出なのかな?工場内請負など製造側とは関係なかったのかな?
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防具工場 に戻る Lv 資材 食糧消費量 所要時間 維持費 兵士の防御力増加 防具強化時間 ランク 木 石 鉄 糧 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
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副工場長れいむの末路4(終) 「ゆ゛・・・・」 れいむは薄暗いアパートの一室で目を覚ました。 ひんやりとした堅い床の感触が伝わってくる。れいむは上体を反らして辺りを見回した。 男の姿は見当たらない。また何処かへ出かけたのだろうか? 先日の一件の後、気がついた時には真ん中から裂けたれいむの体は何故か元に戻っていた。 しかし、一命は取り留めたものの、もはやれいむの体は以前のように自由に動く事はできなくなっていた。 動けば体中に激痛が走り、うんうんやしーしーは自分の意思とは関係なく勝手に体内から排出された。 「ゆ゛っ・・・・!ゆ゛っ・・・・!」 芋虫が這うように床を進む、以前のように自由に飛び跳ねる事はもうできない。 そしてゴミのように打ち捨てられているしょぼくれたまりさの残骸に寄り添ってそれを喰らう。 「む゛ーじゃ・・・む゛ーじゃ・・・」 もう同属のゆっくりを食する事への嫌悪感は無くなっていた。 歯が殆ど抜け落ちた為に、ロクに噛み砕くこともできない。口に入れて無理やり流し込む。 口を動かすたびに体中がビキビキと悲鳴をあげる。この薄暗い部屋でどれくらいの時間を過ごしただろうか?もはやわからない。 そんな状況でもれいむは死んでしまいたいとは微塵も思わなかった。ゆっくりさせろ。ゆっくりさせろ。 目をギラつかせながら、一心不乱に真っ二つに裂けたまりさの残骸に噛り付く。 腐りかけたまりさを腹に収める事で一時の「ゆっくり」を得ようと必死にまりさの餡子を口に入れる。 ただひたすらに「ゆっくり」を渇望した。 「じあ゛わ゛ぜ・・・じあ゛わ゛ぜ・・・じあ゛わ゛ぜぇぇ」 不幸のどん底のような顔で幸せと呟くれいむ。 どうしてこうなった?どうしてこうなった?れいむの餡子脳内に様々な思いがよぎる。 工場長がれいむを副工場長なんかにしたからだ。 更にれいむを助ける事ができずにアホ面を浮かべて部屋からでていった。 死ね!帰ったられいむが真っ先にあの馬鹿を殺してやる! ゆっくり死ね!ゆっくり死ね!そう呟きながらひたすら腐りかけたまりさを腹に流し込む。 その時、部屋の照明が光を放つ。久しぶりの光に目を細めるれいむ。 ドアが開き、ゆっくりできないあの男が部屋に入ってきた。 相変わらずの無表情、こいつの顔を見ただけで息が切れる。絶望的にゆっくりできなくなる。 れいむは「ゆひゅーゆひゅー」と苦しそうに呼吸をしながら何とか声を絞り出した。 「ゆ゛っ・・・・に゛ん゛げん゛・・・!」 眉間にしわを寄せてただただ男を睨む。 男はつまらさそうな顔でれいむを見ている。 「クソ袋、お別れだ」 「ゆ゛っ!!!」 久しぶりに口を開く男。 お別れとはどういう事だ?まさか・・・まさか殺すのか?かわいいれいむを殺すのか?? れいむは激痛が走る事も構わずに部屋の隅まで素早く後ずさった。 「じね゛!!じね゛!!ぐるな゛!!じっ・・・・ゆ゛ッ!ゆげっ!げげげっ!」 まりさの残骸がこみ上げて口から排出された。 それにも構わず部屋の隅にギュッ!と体を押し付けて、涙を浮かべてガタガタと震える。 男に対して何をしても無駄だという事は完全に理解した。れいむはせめて可能な限り男から距離を取ろうと壁に密着する。 断続的にこみ上げてくる吐き気、知らないうちに垂れ流したうんうん。体に走る激痛。 全ての現象がれいむに敵対し、牙を剥いている。そんな錯覚に陥る。 (ゆっくりしてないれいむだけど、まりさがゆっくりさせてやるのぜ) 「ゆ゛ぐっ・・・!ま゛っ!ま゛でぃずぁぁぁぁ・・・・までぃざぁぁぁぁ・・・・」 れいむがマヌケ面のまりさの名前を一心不乱に叫びだした。 冷蔵庫の中で一晩だけ一緒に過ごしたマヌケ面のまりさが日に日にれいむの中で大きな存在になっていた。 このゆっくりできない部屋で唯一ゆっくりできた思い出にすがるれいむ。 もはやマヌケ面のまりさが死んだ事すら覚えていないのかも知れない。 「どうぞ、こちらです」 男に誘導されて部屋に入ってきたのは簡素な作業服に身を包んだ人間が2人。 その2人がれいむを見るなり驚いたような表情を浮かべた。 「これはひどい、れいむ種ですか?このゆっくりは」 「そうです。酷い虐待を受けたようで、繁華街に捨てられていた所をかわいそうに思って拾ったんですが 言う事は聞かないし、日がな暴れるので手を焼いてしまって」 部屋が明るくなって気がついたが作業台の上に整然と並んでいた小物の数々が床に散らばっている。 男がやったのだろうか?意図はわからないが、ゆっくりできない予感しかしない。 男は手のひらでしょぼくれたまりさの残骸を指差して話を続ける。 「挙句、一緒に拾ったまりさまで食い殺してしまったんです」 「これはひどい・・・」 「ゆ゛っ!」 「自分の知識不足でこんなことになってしまって・・・すみませんが、処分の方をよろしくお願いします」 「野良ゆっくりの飼育は難しいですからね。前の飼い主が贅沢を覚えさせてしまうと手に負えないんですよ」 男が縊り殺したしょぼくれたまりさが、いつのまにかれいむが殺した事になっている。 れいむはすぐにでも反論しようと思ったが、それよりもあの変な服を着ている2人組・・・ 何処かで見た事がある。 れいむの餡子脳がウズウズと刺激される。 虐待によって更に朧気になってしまった記憶、それでも脳裏に焼きついて居るという事は・・・ あれは3日よりもっと前のゆっくりとした昔の事。 工場長に抱きかかられて繁華街を歩いて居た時の事だ。 片目を露出させながらフラフラと呪詛のように「ゆっくりできない」と呟きながら 歩いていたありすが突然棒で小突かれてあいつらに連れ去られていった。 工場長はあいつらを「ほけんじょ」の人間だと言った。 「馬鹿な人間に飼われたゆっくりはああなるんだぞ、れいむ」 「ゆっ!ゆっくりりかいしたよ!おぉ、ぶざまぶざま!」 そうか!馬鹿な28番にさらわれて飼われた為に保健所の奴等が来たのだ! 片目をぶら下げながらボーッと死んだ魚の様な目でれいむを見ていたありす。 れいむもああなるのか?あのクソのようなありすの様にれいむは連れ去られて死ぬのか? 「がえ゛れ゛ぇぇぇぇ!ぼげんじょはい゛ま゛ずぐじね゛ぇぇぇぇ!!!」 れいむは軋む体に鞭をうって、ありったけの力を振り絞って叫んだ。 作業員達が困ったような顔で乾いた笑い声をあげる。 れいむと作業員達の間に割ってはいる男。しゃがみこんでれいむの頭を優しく撫でる。 男が唐突に接近してきた為に、れいむの顔が見る見る青ざめた。 「ゆ゛ぎぃっ!ざわ゛ら゛な゛でぐだざい゛っ!」 「ごめんな、れいむ、最後にこれをやるよ」 男がれいむの口を無理やりこじ開け、口に何かを放り込んだ。 「ゆ゛っ?」 コロコロとした舌触り、その物体から僅かに染み出す甘い味。 無意識にそれを噛み潰す。 口の中に広がる甘酸っぱい味覚・・・この味・・・これは・・・ 赤ゆっくりの死体だった。 「ゆ゛ううううう!!!」 顔が焼けるように熱い。れいむの顔面の傷が疼く。 赤ゆっくりの味が記憶に無理やり蓋をして考えないようにしていたまりさの最後を思い出させる。 腹をパンパンに膨らませながら、 マリモのようになったれいむの左半分に必死の形相で体を擦り付けるまりさ。 頬はすりきれ餡子を垂れ流しながらそれでもすっきりを止めない。 止めたら死ぬのだ。止めれる筈が無い。 「すっ!すっ!すっ!すっ!すっ!ずっ!!ずぅ!!びゅ!!・・・・ヴゅ!!!」 突然まりさの体がピタリと止まり、 パン!という乾いた音が部屋に鳴り響いた瞬間、まりさの腹から餡子がビュルビュルと噴出した。 それと同時にまりさの口から大量の吐瀉物。 それは未消化の数百もの赤ゆっくり、その全てがまりさを睨み付けて絶命していた。 それを見たまりさは更に大量の餡子を吐き出した後、数秒で動かなくなって・・・死んだ。 「お別れは済ませましたか?そろそろ出発しますので」 「ゆ゛っ!!」 保健所の職員の声で我に帰るれいむ。 職員の1人が傍らに抱えていた箱が開かれる。 れいむにはまるで全てを飲み込む悪鬼が口を開けたように見えた。 「びっ!ひびぃ!や゛べでね゛っ!れ゛い゛む゛はどっでもえ゛ら゛い゛ん゛だよ゛っ!」 必死に部屋の隅から隅へ移動しようとしたれいむだが 職員の手は淀みなく動き、れいむの頭を押さえつけた。 そして悪鬼の口へれいむを放り込む。 「やだっ!ぼげんじょいやだぁぁぁぁ!」 すぐに箱から脱出しようと顔を出して尻を振って身を乗り出そうとしたが、 箱の中に充満した臭いに全身が硬直する。 それはゆっくりにしかわからないゆっくりの死臭だった。 「ゆ゛あ゛っ!ぐざい゛!ぐざい゛ぃぃぃぃ!」 箱の中で涙を流しながら叫ぶれいむ。 徐々にしまってゆく悪鬼の口。やるせない顔の職員。眠たそうな顔の職員。そして・・・ あいも変わらず無表情な男の顔、それらを映していた視界が細く狭くなっていく。 「ま゛り゛ざっ!!ま゛り゛ざっ!!ま゛り゛ざっ!!ま゛っっ!!」 飼育箱の蓋が閉められるとその声はピタリと聞こえなくなった。 数日後 繁華街の中央に聳え立つ警察署、そこから工場長は出てきた。 梅雨明け前だというのに夏と勘違いするほどの激しい日差しを憎々げに睨みつける。 男のアパートから帰ってから数日後、工場長は警察に呼び出されて出頭した。 あの男、28番が被害届けを出したのだ。 家に入り込み暴れただけなればここまで大事にはならなかったらしいが 男に金を渡して隠蔽を図ろうとしたのがまずかった。 すぐに示談が成立したものの、こうして丸一日厳重注意を受けることとなった。 工場長が警察の呼び出しを受けたという報せは、早くもゆっくり製菓本社にまで届き、 すぐにでも本社へ赴いて釈明をしなければならなかった。 本社はゆっくりゼリーの販売数が落ちる一方である自分の工場をできれば閉鎖したいと考えている。 この一件が○○工場を切り捨てる引き金になりかねない。工場長は深くため息をついた。 その時、工場長の携帯が鳴る。 懐から携帯を取り出して人ごみの中という事にも気をかけずに怒鳴り声をあげる。 「うるさいぞ!今帰るところだ!」 「す、すみません。例の件に関することなら何時電話してもいいと伺っておりましたので」 「なに!?れいむが見つかったのか!?」 「その件につきまして、元社員の○○様から連絡がありましたのでお繋ぎ致します」 電話に出た元社員の○○は工場長をこんな目にあわせた男、28番だった。 「誰かと思えばお前か!・・・よくもこんな真似をしてくれたな!」 「通報したのは自分ですが、情状酌量を訴えたのも自分ですよ?すぐ帰れたでしょう?」 「だったら初めから通報するな!馬鹿なのか!?死ぬのか!?お前は!!」 「済んだ事をどうこう言っても何もはじまりませんよ、それよりも」 「そうだ!れいむは何処にいるんだ!さっさと答えろ!クズが!」 「そうです。貴方の飼いゆっくりを見つけたので電話をさせて頂きました」 数時間後、男と工場長は落ち合って二人で繁華街の通りを歩いていた。 たどり着いた先は男のアパートとは逆方向の繁華街の外れにあるゆっくり保健所。 簡素な施設内には受付に1人従業員が居るだけで後は誰も居なかった。 小さく会釈をして従業員と会話をする男、 工場長はそれを横目で見ながら苛立たしそうに体を揺すって舌打ちした。 「おい、早くしろ!私は忙しいんだ!」 男は工場長を一瞥すると無視して話を続けた。 工場長は寂しくなつつある頭髪をガリガリと掻き毟った。 28番のせいで今まで警察署に拘束され、この後は本社への釈明と奔走しなければならない。 工場長の苛立ちは頂点に達していた。 やがて話を終えた男が踵を返して「ついてこい」と目で合図する。 男の手には金属製のカードのようなものが握られている。 工場長の視線に気がついた男は目を細めるとその金属製のカードをポケットにしまった。 男に案内されて地下へ進む階段を下りていく。 工場長は先程から人を小馬鹿にした様な態度を取る男の後頭部に叫んだ。 「この下に保護されているのか?おい!ここにれいむが居るんだな!」 「普通ペットが居なくなったらこういう所から探すものだと思いますが」 「急に居なくなったのでな」 「居なくなったら盗まれたと思い込むのは小学生の思考ですよ」 「なんだと!貴様、さっきから無礼じゃないか!」 工場長が憎々しげに男を睨みつける。それに反応することなく男は階段を下りる。 その先の大きな空間はガラスの壁面で真ん中から仕切られており、一見すると水族館の様だった。 その分厚いガラスの向こう側に無数のゆっくり達が所狭しと蠢いている。 ゆっくり達が階段を下りてきた2人に気がついて一斉に振り向いた。 「ゆ゛っ!人間ざん゛!だずげでね゛っ!ま゛り゛ざをごごがら出じでね゛っ!」 「ここはゆっくりできないわ!おねがい!ありすを出して!」 「ちぇんを助けにきてくれたんだねー!わかるよー!わかるよぉぉぉ!」 「ゆ゛わ゛ぁぁぁん゛!どぼじでれいむがごんな゛め゛に゛ぃぃぃl」 元飼いゆっくりや街へ下りてきた野生のゆっくりの終着駅であるゆっくり保健所。 昔は食用として育てられたゆっくり以外もゆっくり加工所へ連れて行かれ様々な加工が行われていたが、 今は衛生面を考慮し、街に住みつき引き取り手の無いゆっくりはこのゆっくり保健所へ送られる。 ゆっくり達はこの場所の只ならぬ雰囲気に本能的に身の危険を感じていた。 あまあまは天井から降ってくるが、ここはゆっくりできない気がする。一刻も早くでたい。 元飼いゆっくりの中には飼い主からここがどんな所か聞かされているゆっくりも居た。 ここから出るには飼い主の気が変わるか、新しい飼い主に拾われるしかない。 ゆっくり達にはもう後がない。我先に自分をアピールする。この先に待っているのはゆっくりできない「処分」だ。 「れいむ!どこだ!?迎えに来たぞ!」 工場長はガラスの壁を見渡して副工場長れいむを探す。 しかし必死の形相で助けを請うゆっくり達の群の中に ピンクと白の横縞の服を着た副工場長れいむの姿は見当たらない。 「居ないじゃないか!どうなっているんだ!」 「・・・・・・」 男は工場長の問いかけには答えずに ガラスの壁によりかかり、ゆっくり達を見渡して語りかけた。 「お前たち「こうじょうちょう」さんはれいむを探してるらしいぞ?知らないか?」 この言葉・・・! 工場長はつい先日の男の部屋での光景を思い出す。 まさか・・・まさか・・・やはりあの部屋にれいむは居たのか!? だというのに私はこのクズに媚びへつらった挙句、通報されて工場の閉鎖の危機に立たされている。 やってくれたな・・・!番号作業員ごときが・・・!クズ!クズが!! 「やはりお前がやったのか!!」 「だったらなんだって言うんです?」 信じられないといった表情で男を睨みつける工場長 あらゆる罵詈雑言が男に叩きつけられたが、男はそれを聞き流す。 男はジッと工場長の表情を見ていた。 目を見開き、顔を真っ赤に硬直させ、身を震わせながら喚く油の塊。まるでゆっくりだ。 思わず笑いがこみ上げそうになるが堪える。我慢だ、もっと面白いものがこれから見れる。 「バッチのついてないクソ袋が生意気な口を聞いたのでここへ放り込んだまでです」 そう吐き捨てると、ポケットから小さなピンクと白の横縞の服を取り出し床に捨てる。 それを見て驚きの声を上げる工場長、それは間違いなくれいむが着ていた服だった。 「これはれいむの・・・くそ!このクズが!貴様一体、私に何の」 「今回も見落とすつもりですか?」 工場長の話を断ち切り、 男はポケットから一枚のカードキーを取り出して ガラスの壁面の隅についている閉じられた小窓をコンコンと軽くノックするように叩いた。 「俺はこの小窓を開く事ができるカードをもっています。 貴方が指名したゆっくりを一匹だけ連れてきてあげますよ」 工場長は暫く男の手に握られているカードを見つめていたが、 口の端を釣り上げて鼻を鳴らしながら笑い出した。 「馬鹿か?お前は?そんな板切れかかげて神様気取りか? 私も手続きして借りてこれば良いだけの話だ!無学のクズが!そこで踏ん反り返ってろ!」 踵を返して歩き出し、階段に足をかける工場長。 「わかってないな」 「何?」 「ゆっくりの処理が行われるのが毎週月曜の22時、 そしてカードの貸し出しの手続きにかかる時間は大体20分」 今日は月曜日 工場長は腕時計を見る。今の時間は21時56分 これから階段を上り、一階にある受付でカードキーを借りる手続きをしていたらとても間に合わない。 さっき上で無駄話をしていたのは時間を調節する為だったのか!時間はあと4分しかない! 工場長は横目で泣き叫ぶゆっくり達を見る。 これっぽっちの時間であの無数のゆっくりの中から私のれいむを見つけることなど・・・ 「く、くそ!それをよこせ!」 工場長が床を蹴って駆け出し、男に掴みかかる。 男はそれを難なく振りほどいて工場長の足を引っ掛ける。 バランスを崩して床に滑り込む工場長、小さくうめき声を上げて床に這いつくばる。 別に男の力が強いわけではない、工場長の力が弱すぎるのだ。 息を切らせながらなんとか立ち上がる工場長。 再び飛び掛ってくる事は無かったが、その目は怒りに震えている。 「こんな事が許されると思っているのか!このクズ!クソクズが!」 「おぉ、こわいこわい」 工場長は身を振るわせて地面に足を叩きつける。 「おい!誰か!誰か居ないのか!なにをやってる!税金泥棒が!」 「いくら騒いでも今日びゆっくりの掃き溜めなんかには誰も来ませんよ」 男は念入りにこの保健所の事を調べていた。 職員ですらこの部屋までは来ずに天井の開閉式の穴から通じている地上のゴミ箱から 餌や連れてきたゆっくりを投下していた。ここまで訪れる人間は年に数える程しか居なかった。 ガラスの壁の奥で投棄された時に潰れて死亡しているゆっくりが居る事や 床のアスファルトを破って草が繁殖している事、 土砂を取り除くためのスコップがさび付いて床に転がっている事もそれを物語っていた。 助けなど来ない。ゆっくりとそれを理解した工場長はガラスの壁面に顔を押し付けて叫んだ。 「れいむ!何処に居るんだ!返事をしてくれ!」 「「「「れいむはここだよ!はやくたすけてね!かわいいれいむが困ってるよ!!」」」」 ガラスの壁の向こうに居る全てのゆっくりが工場長に返事をした。 駄目だ。わかるはずが無い。 汗を垂れ流し、呼吸が荒い工場長とは対称に男は涼しい顔で時計を見ている。 「あと3分」 「だまれクズが!」 「それしか言えないんですか?」 「くそっ!くそっ!どれだ!こんなのわかるわけ・・・」 いやまて。 無数に居るゆっくり達の中から副工場長れいむを見つけ出すのは一見すると不可能に思える。 しかし少し考えればそんなことは無い。他のゆっくり達が知らないれいむの情報、 それをゆっくり達に質問すれば難なく副工場長れいむを特定できる事に気がついた。 「れいむ!私の家でお前は毎日何を食べていた!答えてくれ!」 「ゆ゛っ!ゆゆっ!れいむはいつもあまあまをたーくさんむーしゃ!むーしゃ!じだよ゛っ!」 「きれいな芋虫さんをお腹一杯食べたのぜぇぇぇ!」 「とかいはなゆ゛っぐりフードよぉぉぉ!」 「おうどんだべだぁぁぁぁいぃぃぃ!!」 野良のゆっくりは今までに食べた食べ物中で一番ゆっくりできたものを 元飼いゆっくりは飼い主から聞かされた菓子の銘柄を叫んだ。 それらは全て正解ではなかった。しかしその中の一匹のゆっくりが叫んだ言葉に工場長は目を見開いた。 (後編へ)
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七姉妹学園|ゾディアック|春日山高校|防空壕|ムー大陸|ギガ・マッチョ|青葉公園|野外音楽堂|スマイル平坂|GOLD|空の科学館|岩戸山|蝸牛山|カラコル|金牛宮の神殿|獅子宮の神殿|天蠍宮の神殿|宝瓶宮の神殿|七姉妹学園(終盤)|天の川|シバルバー 廃工場(搬入口|工場1|工場2|管制室 & 事務室|倉庫|制御室|役員室|廃液処理場) アルカナ 名前 属性 耐性 喜び 興味 ノーマルアイテム LV レアアイテム HP 性格 口調 タロット枚数 恋人 アリス 無 無:光 / 闇 / 経 / 精耐:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技 / 火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 万 主人公:ものまね主人公:説得する栄吉:歌い殺すリサ:恋愛を語る舞耶:親子を語る 栄吉:自分に酔う舞耶:褒め殺す 菩提樹の守り 80 --- 4500 高慢 陽気 愚か 女の子 100 / 75 戦車 ギリメカラ 無 反:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技 / 弱:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 光 / 闇 / 万 / 経 / 精 主人公:説得する ※怒り+興味主人公:ものまね栄吉:自分に酔う舞耶:親子を語る※喜び+興味淳:花で殺す フィジカルガード 55 激雷のカード 435 高慢 短気 賢い 獣 75 / 56 運命 フェンリル 火 無:火 / 光 / 闇耐:経 / 精 ※喜び+興味淳:花で殺す ※怒り+興味リサ:カンフー※喜び+興味淳:花で殺す ALLインセンス 70 --- 458 高慢 短気 強気 獣 80 / 60 刑死者 アドラメルク 無 反:闇耐:経 / 精弱:光 主人公×リサ 主人公:ものまね淳:花で殺す グライバカード 57 重圧のカード 435 短気 強気 賢い 悪女 78 / 58 死神 アフ・パチ 無 反:光 / 闇耐:経 / 精 栄吉:人生を語る 主人公:漢を語るリサ:踊るリサ:恋愛を語る淳:星占いをする メギドカード 66 核爆のカード 524 強気 陰気 賢い 曲者 80 / 60 キシン 無 無:光 / 闇耐:経 / 精 主人公:説得する栄吉:人生を語る淳:甘える 主人公×淳 ガルーラカード 60 ガルダインカード 500 高慢 陰気 賢い 曲者 65 / 48 悪魔 ツィツィミトル 無 無:光 / 闇耐:経 / 精 主人公×栄吉×淳 舞耶:インタビュー 大幣 59 極寒のカード 483 短気 陰気 愚か 悪女 85 / 63 塔 テスカトリポカ 無 無:光 / 闇 / 経 / 精耐:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技 / 火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 万 主人公:説得する リサ×淳 マグダインカード 59 --- 462 高慢 短気 愚か 曲者 75 / 56 星 ヴァルキリー 無 耐:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技弱:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 万 主人公:ものまね栄吉:歌い殺すリサ:恋愛を語る舞耶:褒め殺す淳:甘える リサ×淳 宝玉 60 万波のカード 472 高慢 強気 陽気 淑女 70 / 52 世界 ウロボロス 地 耐:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 光 / 闇 / 経 / 精弱:打 / 技 主人公:説得する栄吉:人生を語る淳:甘える 栄吉:自分に酔う舞耶:親子を語る 開扉の実 62 犠牲のカード 508 高慢 賢い 獣 72 / 54 アルカナ 名前 属性 耐性 喜び 興味 ノーマルアイテム LV レアアイテム HP 性格 口調 タロット枚数 上へ
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宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 農林水産省は24日、口蹄疫発生により設定された移動制限区域(半径10キロ)内にあり、先月下旬から食肉処理を停止している「ミヤチク」都農工場(都農町)を再開させる方針を決めた。川南町を中心に発生農場から半径10〜20キロ圏内の牛や豚をすべて食肉処理し「緩衝地帯」をつくる政府対策に基づく特例措置。同工場は消毒などを徹底した上で、26日から牛の受け入れを再開する。 ミヤチクやJA宮崎経済連によると、24日、県を通じて国から食肉処理再開の要請があり、26日から1日当たり牛60頭の受け入れを行うことを決めた。 国は10〜20キロ圏内で飼育される全頭の早期出荷と食肉処理を目指している。農水省によると、対象となるのは牛約1万6500頭、豚約3万1800頭。ただ、国の補償内容が不明確なことから、同工場では、まず搬出制限で出荷できずにいた肥育牛を優先して受け入れる。 同工場は、4月20日、都農町での感染疑い1例目の確認に伴う移動制限区域に含まれたことから食肉処理を停止していた。 (2010年5月25日付) 5月 出荷制限 対応
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投稿日: 03/07/15 13 58 00512 能力名 俺の両手は和菓子工場(ダブルケーキ) タイプ 物品生成(食品\薬品)・精神操作・探知\情報取得 能力系統 具現化系・特質系 系統比率 未記載 能力の説明 和菓子を具現化できる。どんな和菓子でも具現化できるが和菓子のみ。 自分が食べても腹は膨れない。他人が食う場合は膨れる。一日10限定。 特質系:他人の夢鑑賞(ドリームウォチャー) 他人の見ている夢を見ることができる。対象の選択の方法は具現化した和菓子を食わせる。 ただし、具現化する所を見せなければならない。食べてから24時間で対象から外れる。 制約\誓約 - 備考 ダ・カーポからパクりました。 レスポンス 操作系じゃないのかなぁ 具現化=無から出せる、集中が解けると消える 操作系=物体に念を残す、術者が死んでも残る 折れはこのほうが分かりやすいと思うけどね 類似能力 コメント すべてのコメントを見る 具現化系 探知\情報取得 物品生成(食品\薬品) 精神操作
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取り敢えず、細かい設定抜きで書いてみました。 雛型にするなり叩き台にするなり、好きにしてね! 愛でスレ的ゆっくり加工場 「おにいさん……、れいむがしんだら、いつもいってたとおりに、のこさずたべてね……。」 死の間際のれいむがこう言ったとき、男は耳を疑った。 「待て、れいむ。俺は散々、お前を食うとか言ってきたけど、あれは嘘だ。絶対食べない。」 途端にれいむが泣きそうになる。 「そんなこといわないで、おにいさん。さいごにたべてもらえなかったら、れいむなんのためにゆっくりしてきたのかわからないよ……。」 「……わかった。」 「ありがとう、おにいさん……。」 れいむは安心して、……逝った。 男は仕方なくれいむの亡骸を食べた。美味しかったが、何度も吐きそうになった。 無論、それだけはしたくなかったし、しなかったが。 食べ終わると、男はある考えを持っていた。 これは、ゆっくり流の葬式なんだ、と。 多くの人間は、死んだ後に放置されたいとは思わないだろう。出来ればきちんと弔って欲しい筈だ。 無論、生きている人間が火葬をして貰いたくないように、ゆっくりも生きている間は食べられたくない。 最期に食べてもらいたい、というのは、そう言う事なんだろう。 男はそう考えた。 何年かして、男はある小さな施設を建てた。 「ゆっくり加工場」 死期を悟ったゆっくり、あるいは安全にゆっくりしたいゆっくりのための施設だ。 ここには、ゆっくりがゆっくり生きていく為の小屋と牧場、その結果を加工する施設がある。 「よく、頑張ったな。もうずっとゆっくりしていいぞ。」 「ゆ……。ありがとう、おにいさん。まりさをおいしくしてね……。」 小屋の中で、古株のまりさが力尽きた。周りでは大勢のゆっくりが泣いている。 「おにいさん!まりさをはなしてね!!」 まりさと親しかったれいむが叫ぶ。 「やめなさい、れいむ。まりさはしんだのよ。」 まりさと同期のありすがなだめる。 「でも、でも!まりさがあんこにされちゃうのはやだよ!」 「まりさがなんのためにここにいたとおもうの?」 男が口を開く。 「れいむ。まりさは最期まで美味しく食べてもらいたいと思ってた。だから、俺はそれを叶えてあげたい。」 「……。」 れいむは泣きながら小屋を飛び出した。 「まって、れいむ!!」 みょんが追いかけようとしたが、 「みょん、ひとりにしてあげなさい。」 ありすが制した。 「でも……。」 「ひとりにしてあげるのよ。あのこがもどってくるまでね。」 どこからともなく現われたゆかりんが諭す。 「おにいさん。……まりさをそのままにしないで、はやく……ね。」 「……そうだな。」 ありすの言葉を受けて、男は加工施設に向かった。 加工施設に着くと、男はまりさを台に乗せ、手を合わせた。少し、涙ぐみながら。 そして、餡子を取り出していくのだが、その過程には意味が無いので書かないでおく。 男は取り出した餡子を味見する。 幸せに生きたゆっくりだけが出すことが出来る、最高の甘味だった。 「……ありがとうな、まりさ。」 後は、普通の饅頭を作っていく。生地を作り、包んで、蒸す。 「美味しくなったからな。安心しろよ……。」 男1人では大した数の饅頭は作れない。本当は自分の手ですべて饅頭にしてやりたいのだが。 苦肉の策として、残った餡子は知り合いの和菓子屋にうーぱっくで配送してもらう。 そして、饅頭の方は男が里まで売りに行くのだ。 男が加工場に戻る頃には、日がすっかり落ちていた。 「ただいま!おにいさん!」 帰って来た男を、ありすが迎えてくれた。 かつてその言葉をかけてくれたのは、まりさだった。 れいむは小屋に戻っていた。まりさがいた場所で、佇んでいる。 「れいむ。」 「ゆ!あっちいってね!おにいさん!」 れいむはまだ怒っている。 「まりさをあんこにするなんて、おにいさんはちもなみだもないね!!」 「だろうな。」 男はそれを否定せず、れいむの側に座った。 「俺は、昔飼っていたれいむを食べた。それが遺言だったからな。」 「そんな……。」 「でも、俺には無理だった。味が美味しいだけなんだ。……本当に美味しくは食べられなかった。」 「……やだな、それ。おいしくたべてもらえなかったら、そのこがかわいそうだよ!!」 「だから、俺はここを建てたんだ。一匹でも多くのゆっくりが幸せな最期を迎えられるように。より多くの人にゆっくりした結果を美味しく食べてもらうために。」 「ゆー……。」 「お前は、嫌ならいいぞ。ずっとゆっくりしていって、好きなとき、出ていっても。」 「ゆー……、やっぱり、おにいさんはちもなみだもないね!!れいむだって、さいごはおいしくたべてもらいたいよ!!」 「そうか。でも、気が変わったら、すぐに言えよ。」 「ゆ!おにいさんのいぢわる!!れいむに、にごんはないよ!!」 れいむはそう言うと、自分の寝床に帰っていった。 自分は逃げていると、男は思っていた。 本当は、ゆっくりが望むなら、自分が食べてあげるべきだろう。 けど、ゆっくりたちは美味しく食べてもらいたいのだ。 調理したらもっと美味しくなると言ったら、誰もがそうして欲しいと言い、大勢の人に食べて貰えば、量が多すぎて美味しさが損なわれることがない、と言えば、少しでも美味しく食べてもらいたいし、沢山の人に食べてもらいたい!と答える。 男の言葉に嘘偽りなど一切ない。 だが、さっきれいむに言った通り、男は美味しくゆっくりを食べられない。 ゆっくりを食べることを他人に押し付けるための、方便なのだ。 そんな卑怯なことをしても、男はゆっくりたちに、幸せな生涯を過ごして欲しかった。 「おにいさん。」 いつの間にか、足下にゆかりんがいた。 「じぶんをせめてるなら、おかどちがいよ。わたしたちがのぞんでるさいごだもの。 ……ゆっくりできないわ、そんなくらいおにいさんとじゃ。」 そう言ってゆかりんは跳ねていった。 「ははっ。ゆっくりに慰められちゃ、な。」 男はそう言って、頬の涙を拭った。 翌日。 「ちぇぇぇん!!」 まりさの穴を埋めるように、ゆっくりらんしゃまが加工場に訪れた。 「わかる、わかるよー!」 「嬉しそうだな、ちぇん。」 「ゆ!おにいさん、まさか「これでちぇんの味がよくなる」だなんておもってないかしら?」 「んなわけ無いだろ、ありす。」 「そうよね!つぎはありすのばんだもの!!」 …… 「なぁ、ありす。食べられるのって、怖いか?」 この質問も、何度目だろうか。 「しぬのはこわいし、いきたままはいやね!でも、とかいはのかすたーどをみんなにあじわってほしいわ!!」 ありすはそう言って跳ねていく。 「ちぇぇぇん!!」 「ゆ!れいむはちぇんじゃないよ!しっかりしてね!!」 男は思う。 みんな、ゆっくりしていけ。ゆっくりした結果は、俺が届けてやるから。 勢いで書いたらこれだよ! 携帯で書いてるから推敲がうまくいかないし、スレに書くにしては駄長文なのに、ろだにあげられないよ! もう、なんかすみませんorz。 by.ゆっくり怪談の人 この観点はすばらしい。目から鱗と涙が・・・。 -- 名無しさん (2008-08-15 01 39 43) ゆっくりの最後についての考えとして、観点もいい。ある意味正しい愛で方?の一つの物語かもしれないですね。人間にも人生の最後はこうしてもらいたいという願望がありますが、ゆっくりたちにもそういう考えはあってもおかしくないですし。ゆっくり切ない気持ちで読ませて頂きました。 -- ine (2008-10-06 18 23 13) 食葬の一種って解釈。鳥葬や海葬みたいなもんかな。 -- 名無しさん (2010-11-27 15 19 39) いい!す、ご、く、いい! -- アイラブゆっくり (2013-04-22 10 52 11) 名前 コメント
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チャーリーとチョコレート工場 (Charlie and the Chocolate Factory) 公開年 2005年 時間 115分 制作国 アメリカ / イギリス 監督 ティム・バートン (Tim Burton) 原作 ロアルド・ダール (Roald Dahl) 脚本 ジョン・オーガスト (John August) 音楽 ダニー・エルフマン? (Danny Elfman) Cast ジョニー・デップ? (Johnny Depp) .... Willy Wonka フレディ・ハイモア? (Freddie Highmore) .... Charlie Bucket デヴィッド・ケリー? (David Kelly) .... Grandpa Joe ヘレナ・ボナム=カーター? (Helena Bonham Carter) .... Mrs. Bucket ノア・テイラー? (Noah Taylor) .... Mr. Bucket ミッシー・パイル? (Missi Pyle) .... Mrs. Beauregarde ジェームズ・フォックス? (James Fox) .... Mr. Salt ディープ・ロイ? (Deep Roy) .... Oompa Loompa クリストファー・リー? (Christopher Lee) .... Dr. Wonka アダム・ゴドレー? (Adam Godley) .... Mr. Teavee Franziska Troegner .... Mrs. Gloop アンナソフィア・ロブ? (Annasophia Robb) .... Violet Beauregarde ジュリア・ウィンター? (Julia Winter) .... Veruca Salt ジョーダン・フライ? (Jordan Fry) .... Mike Teavee フィリップ・ウィーグラッツ? (Philip Wiegratz) .... Augustus Gloop Blair Dunlop .... Little Willy Wonka リズ・スミス? (Liz Smith) .... Grandma Georgina アイリーン・エッセル? (Eileen Essell) .... Grandma Josephine David Morris .... Grandpa George Nitin Chandra Ganatra .... Prince Pondicherry (as Nitin Ganatra) Shelley Conn .... Princess Pondicherry Chris Cresswell .... Prodnose Philip Philmar .... Slugworth (as Phil Philmar) Tony Kirwood .... Finckelgruber トッド・ボイス? (Todd Boyce) .... TV Reporter Nayef Rashed .... Moroccan Market Vendor Menis Yousry .... Moroccan Market Trader Harry Taylor .... Mr. Gloop Hubertus Geller .... German Reporter Francesca Hunt .... Mrs. Salt Garrick Hagon .... Denver Reporter Kevin Eldon .... Man with Dog Mark Heap .... Man with Dog Roger Frost .... Tall Man Oscar James .... Shopkeeper Colette Appleby .... Customer in Shop Debora Weston .... Woman In Shop アネット・バッドランド? (Annette Badland) .... Jolly Woman Steve Hope Wynne .... Museum Guard (as Stephen Hope-Wynne) ジェフリー・ホールダー? (Geoffrey Holder) .... Narrator ダニー・エルフマン? (Danny Elfman) .... Oompa Loompa Vocals (voice) Elena Buda .... Character Dancer (uncredited) Sadie Darling .... Salts Nuts Girl (uncredited) Stephen Humby .... Crowd member (uncredited) Jynine James .... Salts Nuts girl (uncredited) Marc Reardon .... Person in crowd (uncredited) Georgie Smith .... Policewoman (uncredited) Ray Verma .... Photographer (uncredited) Tracy Yarkoni .... Violet s Neighbor (uncredited)